4人家族 北海道キャンピングカー旅行 【後編】

北海道キャンピングカー旅行の後編です。

キャンピングカーの最大の強みは「どこでも寝れる」ことだと思ってます。それ故に移動して寝て、また移動して寝る。この繰り返しです。それも楽しいですが、移動ばかりだと少し疲れてしまいます。なので中休みということで富良野のキャンプ場へ連泊しました。

6日目(美瑛観光)

美瑛の丘をサイクリングしました。駅前で自転車をレンタル。去年は親子の木方面でしたが今年は反対方面の三愛の丘エリアを走ってみることに。

しかし、出発してしばらくするとボクの自転車がパンク。戻って乗り換えることも考えましたが中途半端な距離だったのでそのまま続行(T_T)

パンクした自転車を漕いでたのでかなり体力を使いました(笑)
でもその分、ソフトクリームが美味しかったです。

キャンプ場へ戻って早めの夕飯。明るい内からお酒を飲むのは最高ですね(^^)/

お風呂はキャンプ場から徒歩10分のフラヌイ温泉。温い温泉なので子供たちのお気に入り。

 

7日目(美瑛観光)

朝ごはんの前にキャンプ場内を散歩。

今回の旅では折り畳み自転車をマルチルームに積んで持ってきました。

朝ごはん

朝食の後は溜まっていた洗濯物を持ってコインランドリーへ。

洗濯の後は「青い池」へ観光

途中、道の駅 びえい「白金ビルケ」でソフトクリーム。

観光は短めにして早々にキャンプ場へ戻りのんびりタイム

みんなで場内を散歩

 

8日目(富良野~襟裳岬) 340km

朝食のあと、記念撮影をキャンプ場を出発

津波の影響で一度は断念した襟裳岬を目指します。

途中、知る人ぞ知る「幸福駅」へ立ち寄りました。

旧国鉄広尾線(S31~S62)の駅です。駅名がいいですね(^^)/

結婚式を挙げるカップルもいるようですよ~。

幸福駅を後にして襟裳岬を向かいます。

海の傍を走ります。波しぶきが車にかかるくらい海と近いです。

襟裳岬に到着

岬に併設してある「風の館」では風速25mの体験ができました。

このエリアでは実際に25mの強風が吹くこともあるそうです。

岬の近くで見かけたキツネ

襟裳岬から約65キロの「道の駅 みついし」で車中泊。

温泉&レストランも併設された道の駅でした。

 

9日目(襟裳~積丹半島) 320km

道の駅を出発して札幌へ向かいます。

定番のラーメン横丁でお昼ご飯。

満腹になった所で神威岬へ。

神威岬ですが、駐車場にはゲートがあり閉門時間が決まっているので事前にチェックが必要です。

また、駐車場から岬の先端までは徒歩で行きますが片道30分くらいかかるので、観光する人はそこを頭に入れておきましょう(^^)/

この日の夜は「道の駅 スペース・アップルよいち」で車中泊。

温泉が車で5分の所にあって便利でした。

10日目(余市~木古内) 280km

余市を出発して木古内町にある鶴岡公園駅へ向かいます。

JR旧江差線(2014廃線)の一部を利用してトロッコ電車の体験乗車ができます。

廃線前は、線路の修理の際に実際に使われていたトロッコ車で、自転車のように漕いで進みます。

トロッコ体験の後は展望台で新幹線の通過を見学。

吉岡温泉。新しくリニューアルされたばかりの温泉で何もかもがキレイでした。

この日は道の駅木古内で食事をして車中泊

 

11日目(木古内~函館) 40km

道の駅 木古内を出発して函館へ向かいます。

旅行前半に起ったカムチャツカの地震による津波騒動で行き先を変更したために、この日は思いがけず「完全フリー」

どこかに行ってもよかったのですが、翌日のお昼にフェリーに乗る予定になっていたので遠出は無理。しかもどこへ行っても雨予報…。かと言って車の中でダラダラ過ごすのは流石に窮屈です。

それで出した結論が…ラウンドワン

初めて利用しましたが、夕方まで遊び倒しました(^^)/

ラウンドワンの存在は知ってましたが今まで一度も遊んだことはなく、てっきりカラオケ&ボーリング施設だと思ってました。

でもカラオケ、ボーリングだけでなく、ポケバイ、バッティング、ビリヤード、アーケードゲーム等、色んな遊びができて大人でもかなり楽しむことができました。

ラウンドワンで汗をかいたあとは花園温泉へ。

一昨年にも利用した温泉ですが昭和のレトロ感が色濃く残る温泉です。

全体的に温度が高い温泉で、48℃のお湯は足を少し浸けただけでギブアップ(^^;

温泉の後は函館牛の焼肉で北海道での最後の夕食に乾杯。

この日は道の駅 なないろ・ななえで車中泊。

 

12日目(函館~岩手) 298km

昨日夜に道の駅に入った時には既に20台くらいのキャンカーが停まってましたが、朝起きてみると更に増えてました。

コインランドリーで洗濯。待ち時間にセイコーマートで朝食。

駐車場に入って来たベンツのフルコン。後ろを見るとウチと同じBLUE SKY CAMPER PROJECTさんのリチウムイオンバッテリーを積まれてました。

洗濯を終えて函館駅周辺でお土産を購入。その後フェリーターミナルへ向かいます。

青森から到着したフェリー。中からキャンカーが続々と降りてました。

十分北海道を楽しんだはずですが、これから旅行する人を見ると「羨ましい」ですね。

北海道に別れを告げて船内でのんびりします。

帰りの便は個室をとってみました。旅行疲れしてるだろうからちょっぴり贅沢を…。

青森に到着後はそのまま温泉へ。

お風呂のあとは夕食。

この日は岩手山SAで就寝。

13日目(岩手~日立~帰宅)

朝はSAのフードコートでのんびり食事。

この旅行の最後の目的地 道の駅 日立おさかなセンターへ。

目的は「海鮮丼」

釧路の和商市場で勝手丼を堪能しましたが、旅行の締めとしてもう一度食べました。

車で30分くらいの所に大洗港。せっかくなので行ってみることに。

大洗港から北海道行のフェリーにも載ってみたいですが、妻が船酔いしやすいタイプなので長時間の船旅はなかなか難しそう(^^;

そのまま帰宅。

【後編】まとめ

北海道旅行の後半は上富良野のキャンプ場でのんびりすることから。キャンプ場の宿泊は旅行の計画段階から決めてましたがその後の予定は「気分で」決めました。

元々は全日程で行き先を決めてたのですが、津波騒動で予定が完全にくるってしまいました。なので後半はほぼ白紙状態。

そんな中、ネットや地図を見て気分で行き先を決めました。これができるのがキャンピングカー旅行の強みですね(^^)/

北海道のまとめ

23年、24年に引き続き今年も家族で北海道を回って来ました。今回の旅行で回った箇所を画像にまとめると以下のようになりました。こうして俯瞰してみると面白いですね(^^)/

しょっぱなで地震による津波騒動があったものの、それ以外はアクシデントもなく無事に走りきることができました。

今回はサブバッテリーのリチウム化&走行充電の強化を行った上で北海道へ臨みました。
お陰で電源の心配がほとんどなくなりました。「泊まる場所」を慎重に選ばなくてもいいというのは想像以上に気持ちが楽でした。

ちなみに去年に引き続き今年も旅行中に見かけたキャンカーを数えてみました。

種類 台数
キャブコン 238台
バンコン 103台
軽キャン 20台
フルコン・バスコン 39台
トレーラー 12台
トラキャン 1台

2024年も同じようにカウントしましたが、概ね同じくらいの数でした。

でも去年と違ったのがキャブコンのレンタカーが増えたこと。レンタカーのみを数えたわけではないですが、肌感覚では、キャブコン238台の中で3割はレンタカーが占めていたと思います。去年はそこまでレンタカーは見かけませんでしたが一気に増えた印象です。

旅行にかかった費用

出発日から帰宅の日まで全12泊13日間の旅行でかかった費用をご紹介します。

フェリー代 67,000円
高速代 38,000円
ガソリン代 98,000円
宿泊代 20,000円
食費 126,000円
お風呂 20,000円
お土産 7,000円
洗濯 7,000円
雑費 15,000円
合計 398,000円

やはり食費が圧倒的に多いですね。ここを節約できればいいのですが…(^^;

ちなみに去年(11泊)の食費は約8万円だったので5万円ちかくオーバーしてる計算になります(T_T)

全走行距離

今回の北海道旅行で走った距離は3662kmでした。

旅行中は高速、下道、アイドリングなど様々なシチュエーションがありました。それらを全てひっくるめて燃費を算出してみました。結果は…平均6.7km/L 燃費悪っ!

アイテム紹介

今回の旅行で役に立ったアイテムを紹介します。

  • カースロープ

カースロープ

今回の旅行でも何度も使いました。サービスエリア、道の駅、キャンプ場など色々な場所で車中泊をしましたが中にはけっこう傾いてる場所もあったりします。

前輪に挟んだり、後輪に挟んだり、右タイヤに挟んだり色々な使い方をしました。水平器とセットなら傾きが見た目ではっきり分かるのでおススメです。

カースロープ→https://amzn.to/42xCBMk

水平器→https://amzn.to/3Vlrrq9

 

床束

車中泊の際、傾きも気になりますが、車の揺れも気になります。

ウチはそんな車の揺れ対策に「床束」を使っています。

元々は家の床下に入れて傾きや高さを調整する器具ですが、車中泊にも使えます。

車内に誰もいない状態にして、ジャッキポイントに床束を置きます。

 

床束があるとないとでは揺れがかなり変わります。

カムロードはジャッキポイントが少し奥にあるので潜り込みながら設置することになります。少し手間はかかりますが効果は大きいと思います。

ネットでも購入できますし、どこのホームセンターでも取り扱ってます。

床束→https://amzn.to/3KdvGlf

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ABOUT US
いっちゃん
二児の父(小5、小1) わが家のキャンプ&キャンピングカー旅行記を綴ってます。 キャンプ歴20年、キャンピングカー歴4年。 マメ知識も書いてるので何かの参考にして下さい!